「カーイベントの展示車は自由に撮影していい?」 「SNSに載せるとき、ナンバープレートは隠した方がいい?」
カーイベントや車のミーティングでは、 気になる車を写真や動画に残すことも楽しみ方のひとつです。
しかし、実際に複数のカーイベントの撮影ルールを確認すると、 撮影できる範囲やSNS投稿時のルールはイベントによって異なります。
撮影可能なイベントでも人物の写り込みへの配慮を求めていたり、 車両や人物を撮影する前に許可を求めているイベントもあります。
この記事では、実際のカーイベントで案内されているルールを参考に、 写真・動画を撮影するときやSNSへ投稿するときに 確認しておきたいポイントを紹介します。
カーイベントなら自由に撮影できるとは限らない
最初に確認したいのが、 イベント自体が写真・動画撮影を認めているかです。
カーイベントには撮影可能なものが多くありますが、 すべての場所・展示物を自由に撮影できるとは限りません。
たとえばJapan Mobility Showでは、 「撮影禁止」エリアや「撮影禁止」マークのある場所・製品については 撮影できないと案内されています。
東京オートサロンでも、 出展者向け規定では開催時間外の撮影やSNSへの投稿などについて 細かな制限が設けられています。
「カーイベントだから撮影OK」と判断せず、 まず主催者や会場の撮影ルールを確認しましょう。
イベントによって撮影ルールはかなり違う
実際のカーイベントを比較すると、 撮影についての考え方にも違いがあります。
JAFモータースポーツジャパンでは、 個人による写真・動画撮影は可能とされています。 ただし、三脚などを使って他の来場者へ迷惑をかけるような撮影は 原則禁止されています。
一方、STANCENATION JAPANでは、 人物や車両を撮影する前に、 本人または車両所有者から明確な許可を得るよう案内されています。
つまり、 あるイベントで撮影できた方法が、 別のイベントでもそのまま認められているとは限りません。
人物を撮影するときは特に注意する
展示車両を撮影したつもりでも、 車の横にいるオーナーや来場者が写真に写り込むことがあります。
Japan Mobility Showでは、 他の来場者などを撮影する際には事前に承諾を得るか、 モザイク処理などを行うよう案内されています。
JAFモータースポーツジャパンでも、 SNSや動画サイトへ投稿・配信する際は、 他の来場者の写り込みがないよう最大限配慮するよう求めています。
特に人物をメインに撮影する場合や、 顔がはっきり分かる状態でSNSへ掲載する場合は、 本人へ確認してから撮影・投稿するとトラブルを避けやすくなります。
ナンバープレートは必ず隠さないといけない?
カーイベントの写真で特に迷いやすいのが、 ナンバープレートの扱いです。
実際のイベント規約を見ると、 ナンバーの扱いは一律ではありません。
イベントによっては、 SNSへ写真や動画を投稿するときに ナンバープレートへぼかしを入れるよう求めています。
STANCENATION JAPANでも、 撮影する写真にナンバープレートなど 個人を特定できる情報を含めないよう案内されています。
一方で、 ナンバープレートが写った写真は法律上すべて公開禁止、 という単純な話ではありません。
そのためカーイベントでは、 まずイベント側の撮影・投稿ルールを確認し、 ルールが明示されていない場合でも、 他人の車をSNSへ公開するときは オーナーの意向に配慮するのが安心です。
ナンバーを公開してよいか分からない場合は、 ぼかしやスタンプなどで隠してから投稿する方法もあります。
「撮影OK」と「SNS投稿OK」は別に考えよう
ここも見落としやすいポイントです。
会場で写真を撮影できることと、 その写真をSNSや動画サイトへ公開できることは、 必ずしも同じではありません。
実際にイベント規約では、 撮影そのものとSNSへの投稿について それぞれ条件を定めている例があります。
STANCENATION JAPANでは、 撮影時の許可だけでなく、 SNSへ投稿する前にも被写体となる人物や 車両所有者から投稿許可を得るよう案内されています。
写真を撮影したあとSNSへ投稿する場合は、 投稿についてのルールも確認しましょう。
イベント側の公式撮影が行われる場合もある
カーイベントでは、 主催者の公式カメラマンや雑誌・Webメディアなどが 会場を撮影していることがあります。
たとえば昭和レトロカー万博では、 イベントの様子が写真・動画で撮影され、 SNSや動画共有サイトなどへ掲載されることが予想されると エントリー参加者へ案内しています。
STANCENATION JAPANでも、 会場内で公式カメラマンが撮影し、 写真が雑誌やWebサイトなどへ掲載される場合があると案内されています。
展示車両として参加する場合は、 自分が撮影する側のルールだけでなく、 自分や愛車が公式撮影される可能性についても 参加規約を確認しておきましょう。
三脚や大型撮影機材にも注意
きれいな写真を撮るために、 三脚などを持っていきたい人もいるでしょう。
しかし混雑するイベント会場では、 撮影機材が通行や他の来場者の観覧を妨げることがあります。
JAFモータースポーツジャパンでは、 三脚などを使用して他の来場者へ迷惑になるような撮影は 原則禁止とされています。
三脚、一脚、大型の撮影機材などを使いたい場合は、 持ち込みや使用が認められているか事前に確認しましょう。
撮影のために通路や道路へ出ない
車の入場・退場シーンを撮影したくなることもありますが、 撮影場所にも注意が必要です。
実際のカーイベント規約では、 搬出経路を遮る位置での撮影や、 一般道へ出て撮影する行為を禁止している例があります。
良い写真を撮ることよりも、 車両や歩行者の安全を優先しましょう。
主催者やスタッフから移動を求められた場合は、 指示に従って撮影場所を変更してください。
他人の車を撮影するときはオーナーへの配慮を
カーイベントでは、 オーナーが時間や費用をかけて仕上げた愛車が数多く展示されています。
イベントによっては車両撮影について オーナーの許可を必要としている場合があります。
特に車内、エンジンルーム、オーナー本人などを近距離で撮影したい場合は、 一声かけて確認すると安心です。
また、撮影のために車両へ触れたり、 車体へ機材を置いたりすることは避けましょう。
SNSへ投稿する前に確認したいこと
撮影した写真や動画をInstagram、X、YouTubeなどへ投稿する前に、 次の項目を確認してみましょう。
- イベントがSNS投稿を認めているか
- 撮影禁止の車両・エリアではないか
- 人物の顔がはっきり写っていないか
- ナンバープレートについてイベント独自のルールがないか
- オーナーから撮影・投稿について希望を伝えられていないか
- 位置情報など公開したくない情報が含まれていないか
- ほかの来場者へ迷惑をかける方法で撮影していないか
判断に迷う場合は、 人物やナンバーなどをぼかして投稿したり、 本人・オーナーへ確認したりする方法があります。
写真撮影もイベントを楽しむ方法のひとつ
注意点が多く見えるかもしれませんが、 写真撮影そのものを禁止していないカーイベントも多くあります。
気になった車を撮影したり、 イベントの思い出を残したり、 撮影した写真をオーナー同士で共有したりすることも カーイベントの楽しみ方のひとつです。
大切なのは、 「撮れるか」だけでなく 「その写真をどう扱うか」まで考えることです。
まとめ|撮影前とSNS投稿前の2回確認しよう
実際のカーイベントの規約を比較すると、 写真・動画撮影やSNS投稿についてのルールは イベントによってかなり異なります。
自由に撮影できるイベントもあれば、 人物・車両の撮影前に許可が必要なイベントもあります。
そのため、 撮影する前にイベントの撮影ルールを確認し、 SNSへ投稿する前にも投稿ルールや写り込みを確認する のがおすすめです。
カーイベントでの基本的な注意点については、 カーイベント・ミーティングのマナー も参考にしてください。
初めてカーイベントへ行く方は、 カーイベントは見学だけでもOK?見学方法・料金・駐車場の確認ポイント もあわせて確認してみてください。
カーイベントへの参加・見学については、 見学者・参加者向けガイド でもまとめています。